インストール(macOS版)

Realm Object ServerのmacOS版は、RealmTaskというデモアプリケーションに付属しています。Realm Mobile Platformで何ができるのかを学ぶにはmacOS版を使ってみることがもっとも簡単な方法です。(実際のプロダクション環境ではLinuxサーバーやクラウドサービスにデプロイすることが多いでしょう)

macOS版をダウンロード

Realm Object Server、Cocoa SDK、デモアプリ

Realm Object Serverを起動する

ダウンロードした”realm-mobile-platform”フォルダを開きます。

start-object-server.commandファイルをダブルクリックしてRealm Object Serverを起動します。ターミナルが起動してコンソールが表示されます。

Registering the Realm Browser

サーバーを起動すると、自動的にWebブラウザを開き、ダッシュボードが表示されます(もし自動的に開かなければ、ブラウザでhttp://localhost:9080にアクセスしてください。)。

管理者ユーザーを登録します。Eメールとパスワードを登録してください。登録が完了すると次回以降は、ここで入力した内容を使ってログインしてください。

ダッシュボードは管理者用のWebアプリケーションです。以下の機能を提供します。

  • Dashboard: システムステーテス(リアルタイムのデータ使用料および転送量、同時接続数、開いているRealmの数)の表示
  • Realms: ファイルパス、アクセス権限、所有者、”ドリルダウン”で各Realmのデータを表示するデータブラウザ
  • Users: Object Serverにおけるユーザー情報の表示と管理、管理者権限の付与や削除
  • Functions: Realm Functionsの管理
  • Logs: Object Serverのシステムログの表示(ログレベルによってフィルタリング可能)

RealmTasksを実行する

The macOS version of RealmTasks

RealmTasksはシンプルなTO-DO管理アプリです。デザインやUIはRealmac SoftwareのClearから拝借しました。iOS、macOS、Androidで動作します。ソースコードはすべてGitHubにて公開されています。

“realm-mobile-platform”フォルダの中の”Demo”フォルダを開きます。さらに”RealmTasks”フォルダの中にあるRealmTasksアプリを起動します。これはmacOS版のアプリです。

アプリが起動したら、ログイン画面が表示されます。既存のユーザーでログインするか、新しくユーザーを登録します。今回は初めてこのアプリを起動したので、”Register”を押し、ユーザー名とパスワードを入力して新しいユーザーを登録します。(ローカルのデモなので、ユーザー名やパスワードは何でも構いません。)

ログインできたら、準備は完了です!

試してみましょう

  1. 「+」ボタンをクリックしてタスクを追加します
  2. タスクを左にスワイプして削除します
  3. タスクを右にスワイプして「完了」にします。
  4. タスクを並べ替えるには、クリックしてボタンを押したままドラッグします

タスクはアプリ内のローカルRealmに追加され、Object Serverにリアルタイムに同期されます。

以前にRealmTasksを実行したことがあり、データをリセットする場合は、アプリを終了し、下記のコマンドを実行します。

rm -rf ~/Library/Containers/io.realm.realmtasks.macos

Realm Browser

The Realm Browser showing synced data

Realmでは Realm Browser というMacアプリを提供しています。Realmのデータをリアルタイムに表示・編集できます。(WebダッシュボードのRealmブラウザではデータの表示ができますが、編集はできません。)Realm BrowserはmacOSのApp Storeからダウンロードできます。

Realm Browserを起動すると、最初に選択肢が表示されます。ここでは Connect to Object Server をクリックします。

Using the Realm Browser to connect to the Realm Object Server

“Connect to Object Server”ダイアログボックスの「Server URL」にrealm://127.0.0.1:9080と入力します。

管理者ユーザーとしてログインするために、管理者アクセストークンが必要です。サーバーを起動したターミナルのログにYour admin access token is:から始まる行があります。管理者アクセストークンはそこに表示されています。管理者アクセストークンを選択してコピーします。最後の文字列は必ず==と決まっています。そこまでを含めてコピーしてください。

さらにダイアログボックスが表示されます。そこには接続したサーバーにあるすべてのRealmファイルが表示されています。登録ユーザーが1人の場合はRealmファイルは1つだけ表示されているはずです。選択してデータを見てみましょう。

RealmTasksアプリを起動したままなら、タスクを変更したり並べ替えたりしてみてください。Realm Browserに表示されているデータがリアルタイムに変更されることがわかります。Realm Browserからデータを変更した場合でも即座にアプリに反映されます。

次のステップ

こちらの「RealmTasksをイチから作ってみる」というチュートリアルを実際にやってみましょう。以前にRealm Mobile Databaseを使った経験があるなら、Realm Object Serverのドキュメントをご覧になり、アプリとの連携方法を学びましょう。

これまでにRealm Mobile Databaseを使ったことがなければ、まず普段使っている開発環境のMobile Databaseのドキュメントをご覧ください。リアルタイムに自動更新されるオブジェクトがいかに強力か、ORMと比べてより柔軟であることなど、Realmの機能や独自性について学べます。